お猿の田舎日記

都会から田舎に移住し、野菜作りと自然を満喫しながら、日本列島を放浪し、登山を楽しみながらの人生の日々を、備忘録的に掲載しております。

2018東北放浪)飯豊山

№1050

日本百名山で東北に14座あり、最後の一座である飯豊山(2105m)は、福島、山形、新潟にまたがる広大な飯豊連峰の主峰です。

登山口も複数あり悩むところではある。今回は一般的な登山ルートである大日杉登山口を使って望むことにした。

上り9時間、下り6時間程度の困難な山業でした。難易度が高く今まで敬遠していたのだ(笑)今回も山小屋一泊でしたが、日帰り登山より山小屋を使った登山の方が、安全で楽しいのである。

ツアーを使った登山もあるが、日程が決まってると少々の悪天候でも決行するので、危険度は自ずと増すのである。晴れ間を狙って登山するため、今回も絶景の稜線とご来光が!大自然に感謝です。

二車線の県道をここから4.5キロの狭い一本道で突き当たりが登山口。対向車が来ないことを祈りながらの運転はつかれますねー。平日ではあるが、この日二日間を逃せば、台風が近づいてるので、登るチャンスが無いためか、先客の車が結構おるのじゃ。

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登山口にある登山届記載所で届けをだします。登山口には山小屋があり泊まる事も可能。

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少し上り振り返れば、何ともいい感じの山小屋です。早朝の光のシャワーが気持ちいい

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これがザンゲ坂の鎖場です。結構急斜面でなげ~!

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登山道は笹漕ぎ必要な所もあり、悪天候だと道迷いや転落の危険もありえる所だ。

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最初の山頂である地蔵岳、ここまで3時間30分かかり、既にグロッキー(T_T)

そこえ山頂付近が見えるが、やたら遠いぜよ!ホントに今日中に着くのか心配になる。

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山の景色は、段々紅葉が綺麗に色づいて綺麗なのだが、身体がきついわ(笑)

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地蔵岳から種蒔山に近づけば、綺麗な稜線と紅葉が出迎えてくれます。でもキツイ!

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種蒔山の先に、水場があります。貴重な水で喉を潤して、もうひと踏ん張り。

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山頂近くの本山稜線は、紅葉が絶景です。写真より実物は全く違います。

岩稜を超えなければ山頂にはたどり着かない。足元が切れ落ちてるので、一歩間違えば滑落です。ぞっとすっる瞬間です。

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山頂20分手前にある本山小屋です。小屋にザックをデポして山頂へ。

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疲労困憊だが、頂に立てば爽快な気分です。登った稜線が綺麗な事!

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翌日の御来光もしっかり拝め、満足です。しかし、体感気温マイナスの世界、ゆっくり見てられないのが現状であった。

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今回の登山で、色々体験したのである。

1.救助ヘリ要請に遭遇

  山小屋で足の肉離れの老人がおり、ヘリ要請するかしないかお話中。

  歩く姿を見ればどー考えても無理。本人倍の時間かかって下りれるかも!

  単に倍と言っても日が暮れて非常に危険、負傷してるが口だけは達者(笑)

  結局、管理人の判断で夕方救助ヘリ要請。翌日9時30分頃ヘリが飛んだ様だ。

  これ、後が大変。ヘリはピックアップするので、荷物は身の回りの限られたもの

  よって、ザック等は再度登頂して自分で取りに来るか、管理人に有料でお願いして

  麓に下ろし宅配で送るからしい。1万円でしたが、やるかと言われてもヤダな~

  おまけに、登山口にある車も取りにいかなきゃだから大変。街から30キロ離れてる

2.登山口でバッテリー上がり

  別の登山者が下山したら、車のルームランプ付けっ放しでエンジン掛からない。

  携帯圏外だわ、レスキュー出来る車ないわで真っ青!

  因みに、お猿さんのプリウスはバッテリーのレスキューが出来ない構造です。

  結局、携帯圏内の場所へ行くと言っても、とんでもない山中。数十キロ覚悟でしょ

  幸い、4.5キロ手前の釣り堀が土日だけ営業中で、お店の固定電話でJAF依頼。

  優しいお猿さんは、乗せて対応してあげましたとさ! 

 

これからの教訓にしたいと思います。